プレハブ工法とは

プレハブ工法の特徴

「プレハブ」というと、ホームセンターなどで販売されている庭に簡単に設置することができる小屋のような建物が代表的です。
工事現場や仮設住宅など簡易な住宅設備が必要なところでも多く使用されているプレハブですが、実はその種類はかなり多く存在しています。

まず代表的なプレハブ構造としては「木質系プレハブ」「鉄骨系プレハブ」「ユニット系プレハブ」「コンクリート系プレハブ」という種類があります。

そもそも「プレハブ」とは何のことかということから説明をすると、これは建物の構造部分のすべてを工場など別の場所で作成して、それを設置したいところで組み立てるという方法のことです。
最初に小屋などに使用されるプレハブ住宅について説明しましたが、この場合は屋根や壁などの部品が一体になっているので、それを設置したい場所に運び込んで組み立てるという方法をとっています。

通常の住宅のようにきちんと基礎から作るわけではないので耐久性は弱いですが、とにかくすぐに住宅設備を使いたいという場面においては大きな強みを発揮します。
木製や鉄骨製など素材によって住宅設備に違いがありますので、どういった目的で住宅を作りたいかにより使い分けをしていくことも可能です。

メリット・デメリット

プレハブ住宅の最大のメリットは機動性と簡易性です。
自然災害によってしばらく自宅に帰ることができないという人に対しては、仮設住宅という形で住宅を提供することができるメリットがあります。

実際に東日本大震災やその後の震災や洪水などの被害があった地域においては小中学校のグラウンドにたくさんの仮設住宅が設置されており、住むところを失ってしまった人たちの生活の基盤となってくれました。
ホームセンターなどで販売されているプレハブでもかなり技術的に完成されているので、簡単な工事で電気や水道などのインフラを使用できるようになっています。

小型の住宅建築の場合、工事を行う業者の腕によって住宅の快適さがかなり異なってしまいますが、あらかじめ部品を量産するプレハブ住宅なら仕上がりに大きな違いが出ることがありません。

デメリットとしてはまずあらかじめ住宅設備が一体になっていることから、間取りや設備を個別に設計することができないということです。
またいくら性能が高くなっていると言ってもきちんと基礎工事から行う住宅とは比較になりませんので、台風や火事といったものに巻き込まれてしまうと、またたく間に倒壊の危険があります。

安全な環境で使用をしたとしても一つひとつの部品の耐久性が弱めになっているので、約2~3年くらいで寿命を迎えてしまうでしょう。
プレハブ住宅を利用する場合はあくまでも一時的な住宅利用としてください。