物件の施工構造を選ぶ

建物の構造

設計の段階で十分に検討

アパートやマンションを建てることが決まったら、次はその構造を選ばなければなりません。
建物の構造はあまり目を向けない部分のように見えて、実際は住み心地などに大きく影響してくるのです。

建物は大まかに分けて、次の3つの施工構造があります。
軽量鉄骨、鉄筋コンクリート構造、木造・軽量鉄骨の3つです。
設計の段階で十分に検討して、工事を始めた時には変更はしないようにしましょう。
ある程度材料などを手配してから変更してしまうと、工事費が増えることがあります。

軽量鉄骨は、柱や梁の骨組みに厚さ6ミリ以下の鉄骨を使った工法です。
木造にくらべて、耐火・耐震性があります。
ただし、遮音性は木造と同じぐらいです。
それから断熱性が弱いために、結露が発生しやすい工法です。
鉄骨の厚さにより耐用年数は変わってきます。
3ミリ以下なら19年ほど、4ミリを超えていたら30年位以上の耐用年数があります。
ハウスメーカーの2階建てアパートにこの工法は、よく使われています。

鉄筋コンクリート構造は、RC構造とも呼ばれます。
コンクリートと鉄筋の2つが使われ、複合構造になっています。
鉄筋が引張力に抵抗し、コンクリートが圧縮力に抵抗しています。
この工法は、マンションによく使われています。
耐火性、耐久性が強いのが一番の特徴です。
断熱性や遮音性にも優れているので、騒音の問題をクリアするには、この工法でマンションを建てるのが良いでしょう。
鉄筋コンクリートの耐用年数は、50年近くと言われています。

自由に決められるメリット

木造は、アパートによく使われる構造です。
上記の2つにくらべて、耐火性、耐久性は低いです。
さらに湿気にも弱いという欠点があります。
そのため、建てられて年数がたったら、補修を行う必要が出てきます。
メリットもあります。
上記の2つにくらべて、コストが安いです。
間取りやデザインを、自由に決められるメリットもあります。
さらに、将来的に増築するのが容易です。

いろいろな集合ハウスのメーカーがありますが、施工の工法はメーカーによって異なっています。
大東建託は木造・軽量鉄骨による工法です。
アイフルホームも同じです。
大和ハウス工業は、軽量鉄骨による工法、生和コーポレーションは、鉄筋コークリート構造に工法です。
これは代表的なメーカーであり、もちろん他にもたくさんの会社があります。
立てると決めた物件の種類(アパートかマンション)、賃貸経営をする土地、コストなどを考えて、一番適切な会社を選びましょう。